7月28日、土用の丑の日、初めて「ほうろく灸」を受けて参りました。
西武線沿線地域では、川越市・所沢市で「ほうろく灸」をするお寺さんがあります。
年々ほうろく灸をするお寺さんが減っており、貴重な存在です。
今回は鍼灸たかみのご近所にある銀杏の大木で有名な法華寺へ行って参りました。
「ほうろく灸」とは日蓮宗のお寺で夏の土用の丑の日に行われる年中行事。
頭の上に素焼きの「ほうろく」を乗せて、そのほうろくの上で大きなもぐさの「お灸」をしながら御祈祷を受けます。
この大きなもぐさのお灸というのが大事なポイント。
頭にこもったモヤモヤ~っとした熱を発散させることが出来るのですね。
暑気払い・頭痛予防には、まさにうってつけの行事です。
お堂に集まった参加者の方々と、煙をモクモク上げながらお灸する様子は壮観です!
このライブ感がたまりません~!
終わった後は本ッ当にスッキリしますよ。
この日の夕方は近所の宮本町では盆踊りでした。
場所は所澤神明社、所沢の産土神です。
帰りがけに寄ってお参りをしてきました。
この日は暑さの厳し~い夏日でしたが、夕方の境内は風が吹いて涼しかったです。
手水舎の上には、沢山の南部鉄器の風鈴が飾られていて素敵でした!
風が吹くと、一斉に涼し気な音を響かせます。
ほうろく灸は暑気払い。
そして、夏祭りには疫病退散の願いが込められているとも言われます。
元気にこの夏を過ごしたいと思った土用の丑の日でした。