おろし立てのもぐさの香り

お灸の香りは煙の臭い。
そんな風に思っている方が多いのではないでしょうか?

お灸は、もぐさと呼ばれる繊維状のものを燃やして行います。
そのもぐさの原料はヨモギの葉なのですよ~。

ですので、燃やす前のもぐさは、どこか爽やかな甘~い香りがするのです! 
まさに草餅のあの香り…。

粒まで見えるフワフワ、ポワポワのもぐさ。ヨモギの香り。

今週、注文したもぐさが届き開封しました。
すると、あの爽やかな甘~い香りが! 
(人´∀`) 

この瞬間がたまらなく好きです。

もぐさは温度・湿度など保管状況で劣化の度合いが変わります。
劣化が早く進めば、湿気を帯びて繊維が固まり、この香りも消えてしまいます。

桐箱に入れて保管するのが湿気防止には一番なのだとか。

こちらは専門学校卒業記念のもぐさ。亀屋左京商店さんのもので桐箱入りです。

老舗のもぐさメーカーさんは、もぐさを保管・熟成させるための土蔵を持っているそうです。
季節によって湿度がガラリと変わる日本の風土には、欠かせない設備なのでしょうね。

新しいもぐさ、毎日の施術で大事に使わせて頂きます。

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