2017/12/10 漢方鍼医会

鍼灸たかみの休日。

12月の第2日曜日、所属している漢方鍼医会の例会に出席してきました。

この日も中野サンプラザはイベント稼働中。夕方混雑!

午前中は講義が2コマ。

『温病と漢方鍼治療』
『風について その2』

当会はここ数年、外邪の病の研究を進めています。
しかもいよいよ冷え込む12月にタイムリーな講義。

温病も傷寒も、代表的な漢方の方剤を例にして説明して下さったので、大変分かりやすかったです!

午後は実技。
先月に引き続き、陰陽調和の手法を使ってモデル患者を施術していきます。

身体の脈・舌・腹・尺膚に出ている事象をシンプルに受け止める。
押手が衛気の温かさを感じられる軽さで、鍼の手技をする。

これらを意識してやりますが、まだまだ課題はいっぱい…と感じました。

ほんの少し身体の使い方を変えただけで、押手の重さは変化します。
それに伴って、脈もガラリと変化します。

脇のしめ方、手首の返し方など、課題が見つかったので、明日から地道に姿勢の修正です!

12月の例会では、他にこんなものを頂いて来ました。

当会の学会誌、そして先日の外来講師講演の先生による書籍。

『漢方鍼医』第41号。
 
そして10月外来講師講演、氣鍼医術研究会代表の葛野修三玄庵先生の書籍。

読むのが楽しみです! 

今年の例会はこれが最後、年明けは2月からの予定です。
先生方、良いお年をお迎え下さい。

《鍼灸たかみからのお知らせ》
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