鍼灸たかみの休日。
12月の第2日曜日、所属している漢方鍼医会の例会に出席してきました。
午前中は講義が2コマ。
『温病と漢方鍼治療』
『風について その2』
当会はここ数年、外邪の病の研究を進めています。
しかもいよいよ冷え込む12月にタイムリーな講義。
温病も傷寒も、代表的な漢方の方剤を例にして説明して下さったので、大変分かりやすかったです!
午後は実技。
先月に引き続き、陰陽調和の手法を使ってモデル患者を施術していきます。
身体の脈・舌・腹・尺膚に出ている事象をシンプルに受け止める。
押手が衛気の温かさを感じられる軽さで、鍼の手技をする。
これらを意識してやりますが、まだまだ課題はいっぱい…と感じました。
ほんの少し身体の使い方を変えただけで、押手の重さは変化します。
それに伴って、脈もガラリと変化します。
脇のしめ方、手首の返し方など、課題が見つかったので、明日から地道に姿勢の修正です!
12月の例会では、他にこんなものを頂いて来ました。
『漢方鍼医』第41号。
そして10月外来講師講演、氣鍼医術研究会代表の葛野修三玄庵先生の書籍。
読むのが楽しみです!
今年の例会はこれが最後、年明けは2月からの予定です。
先生方、良いお年をお迎え下さい。