鍼灸たかみの休日。
所属している鍼灸の学術団体、漢方鍼医会の例会に出席してきました。
この日の中野は暑かった!30℃!
8月末の夏期学術研修会名古屋大会の直後のためでしょうか。
何だか熱気がありました。
先生方、モチベーションアップしていますねぇ。
午前は3クラスに分かれての座学。
当会では、ここ数年外邪に起因する病の研究を進めています。
今回も医古典から抜粋して季節や気象の影響を考えていきます。
ベテランの先生方ですら、
「読み込めば読み込むほど、やればやるほど、分からなくなる!」
「皆さんはどうしていますか?」
と、発言されます。
先生が分からないのに、どうすればいいのッ!?(白目仰け反り)
これが正直な感想で、私は毎回心の中で頭を抱えます。
しかしながら当会の良い所は、分からない事に対して皆で意見を出し合い検証してみましょう、となるところ。
各々がそれぞれの鍼灸院に持ち帰り、日々の施術の中で考えてみるのです。
午後は基本実技の1つである取穴練習を3クラス合同で。
私はモデル患者になれたので、ツボのしるしをお持ち帰り出来ました。
コレ、帰宅してからもゆっくり練習できるので良いのですよねぇ。
その後はクラスに分かれて、モデル患者を実際に施術・検証する実技。
あーでもない、こーでもない、いや、自分はこう考える。
全員で意見を出しながら、ツボを触り、脈や腹を診て検証します。
納得がいくまで、とことん検証できること。
ベテランの先生方の手の感覚・判断の仕方を自分の経験値にできること。
(“なんちゃって経験値を得る”とコッソリ思っています)
この実技の時間は本当に有り難いです。
9月例会、お疲れ様でした!