2017/09/10 漢方鍼医会

鍼灸たかみの休日。

所属している鍼灸の学術団体、漢方鍼医会の例会に出席してきました。
この日の中野は暑かった!30℃!

中野サンプラザ

中野サンプラザ。この日も結婚式やコンサートで大変な賑わいでした。

8月末の夏期学術研修会名古屋大会の直後のためでしょうか。
何だか熱気がありました。
先生方、モチベーションアップしていますねぇ。

午前は3クラスに分かれての座学。

当会では、ここ数年外邪に起因する病の研究を進めています。
今回も医古典から抜粋して季節や気象の影響を考えていきます。

ベテランの先生方ですら、
「読み込めば読み込むほど、やればやるほど、分からなくなる!」
「皆さんはどうしていますか?」
と、発言されます。

先生が分からないのに、どうすればいいのッ!?(白目仰け反り)
これが正直な感想で、私は毎回心の中で頭を抱えます。

しかしながら当会の良い所は、分からない事に対して皆で意見を出し合い検証してみましょう、となるところ。
各々がそれぞれの鍼灸院に持ち帰り、日々の施術の中で考えてみるのです。

午後は基本実技の1つである取穴練習を3クラス合同で。

私はモデル患者になれたので、ツボのしるしをお持ち帰り出来ました。
コレ、帰宅してからもゆっくり練習できるので良いのですよねぇ。

太陽膀胱経の取穴練習

取穴練習のあと。太陽膀胱経。

その後はクラスに分かれて、モデル患者を実際に施術・検証する実技。

あーでもない、こーでもない、いや、自分はこう考える。
全員で意見を出しながら、ツボを触り、脈や腹を診て検証します。

納得がいくまで、とことん検証できること。
ベテランの先生方の手の感覚・判断の仕方を自分の経験値にできること。
(“なんちゃって経験値を得る”とコッソリ思っています)
この実技の時間は本当に有り難いです。

9月例会、お疲れ様でした!

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